2011年03月11日

おすすめジャズランキング第7位★「Night Lights(ナイト・ライツ)」ジェリー・マリガン

ジェリー・マリガンはそれまで脇役だったバリトン・サックスで豪快なソロを繰り広げ有名になった人だが、63年録音の本作では、ソフィスティケーションの妙で聴く者を魅了する。

アート・ファーマー、ボブ・ブルックマイヤー、ジム・ホールといった趣味のいいミュージシャンとの共演で、あくまでもエレガントに、そして知的かつ繊細なサウンドで聴く者をうっとりとさせる。

このアルバムでは、選曲の親しみやすさも魅力。

マリガンがピアノを弾いているタイトル曲はメロディが美しく、ボサノヴァ< 2 >「カーニヴァルの朝」、ショパンのクラシック曲< 4 >「プレリュード:ホ短調」、それにスタンダードと、どの曲もチャーミングだ。

簡単にいうと、ウエスト・コースト・ジャズとクラシックの室内楽をブレンドしたような、スマートで上品なテイスト。

それに加え、全体が夜のムードで統一されているのだ。

楽器編成もユニークだが、それらを効果的に生かしたアレンジも素晴らしい。


イージーリスニング的だけど、イージーリスニングとはひと味違う極上のジャズになっているところが、名盤たるゆえんなのである。

これは夜に楽しむべき音楽である。

リーダーのMulliganはじめ,ソロイストのArt FarmerもBob Brookmeyerも決して熱くブロウはしない。

あくまでも淡々と,渋い演奏が続く。

白眉はショパンの前奏曲をアレンジした"Prelude in E minor"。

ベテランには懐かしいFM東京の深夜番組「アスペクト・イン・ジャズ」のテーマ曲であるが,夜の帳がおりた後にこれほど適した音楽もなかなか見当たらない。


人々のナイト・ライフに安らぎやくつろぎを与える音楽として,記憶に残る名盤。



Night Lights




Gerry Mulligan ジェリーマリガン / Night Lights 輸入盤 【CD】





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posted by ホーライ at 05:23| 東京 ☀| おすすめジャズランキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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